第三章

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親も、流石に気付いた。 「あんた…痩せた…?」 そう、私は痩せた。 親に強制的に病院に連れていかれた。 名前を呼ばれ、診察。 そのあと、お医者さんが深刻な顔をして、検査しようと言って来た。 検査を受け、パパ、ママ、私でお医者さんの話しを聞く。 「……愛美ちゃん。」 「…はい……。」 「いつから?」 えっ!? 「いつから、黙っていたの?いつから、体調悪かったの?」 「えっ…と…、3~4週間前……」 「愛美…!あなた、そんなに……!」 ママは、私が長い事黙っていたのに、驚き口を手で覆った。 すると、静かだったお医者さんが声を張り上げた。 「何でこんなになるまで黙ってたの!!!」 ビクッ 私達3人、肩が強張る。  
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