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頭が真っ白になった。
ママは大声を張り上げ、泣いている。
パパも、一筋涙を流す。
有り得ない。
私が………………?
「……愛美ちゃん、とりあえず、入院しよう…。…手術も覚悟しといて……。」
診察室を出る。
ママはまだ泣いている。
……悠…也………。
連絡しなきゃ……。
今日、会う約束していた。
大好きな貴方に会いたい。
震える手で、携帯を操作する。
ピッ…ピピッ……
プルルルル…
プルルルル…
「はい。」
「あ、悠也?私。愛美。」
「メモリーに入ってるもん、分かるよ。」
笑いながら、答える悠也。
「あの…ね…。」
「うん。どうした…。」
「今日、会わない。」
「え、ちょっと…愛」
ピッ
終話ボタンを押した。
明日は、まだ登校出来る。
明日…………。
私は涙を堪えながら、決めた。
泣きそうになりながら、私は決心した。
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