第一章

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「悠也♪」 私は、彼の名前を呼ぶ。 大好きな、大好きな彼の名を。 「ん?あ、愛美♪」 悠也が私に駆け寄る。 大好きな、大好きな最高の笑顔で。 「今からさ、屋上行かない?」 「屋上?いいよ、行こ」 悠也が私の腕を引っ張る。 私は幸せだった。 大好きな彼氏と、いつも一緒にいられて。 世界一…いや、宇宙一幸せ者。 いつもと変わらず、ただ平凡に過ぎてゆく毎日。 そんな平凡な毎日も、貴方とならば、最高な時間(とき)だった。  
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