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屋上に着いて、私の腕を掴んでいた悠也が、徐々に手の平へと移動していった。
手を繋いで、屋上の綺麗な空を見上げる。
この綺麗な空が大好き。
心が癒える。
「なぁ、愛美?」
「ん?」
「好きだよ。」
悠也の言葉に、顔が赤くなるのが、自分でも分かる。
「そんな、恥ずかしい事言わないでよ////」
「えー?愛美も言ってよ~」
「嫌!」
「なんで!?」
「ハズイから!!」
「え~~」
そんな会話をしていた。
飛行機雲があったら、その話しを、鳥が飛んでいたら、その話しをお互いしていた。
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