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「ベホイミ!!」
また彼女が声を出した
傷口が塞いだのか
痛みが遠退いて行く
「…すげーー」
皆が言う
見えないのが残念だ💧
「すげぇすげぇ!!
何それ!?魔法!?手品!?」
尚之が興奮して叫ぶ
「え?
魔法ですよ?」
ま、魔法って…
「君は魔法使いなわけ!?」
な、訳無いだろ💦💦
「はい❤
そうです」
あっさりと彼女は言った
ま、マジで!?
「尚之…
いくらなんでも魔法使いなんているわけ ないだろ」
政治が呆れて言う
「だいたい
尚之はいつもいつも
そんな夢みたいな…」
「いえ
本当に私は魔法使いですよ?」
「嘘っ!?」
尚之がキラキラの目で彼女を見る
「あ!!
もしかしたら 勇者様を探しに来た子!?」
「…何故
知ってるんですか?」
彼女はキョトンとして
尚之を見た
─えぇっ!?
マジかよ…
それってマジかよ…💧
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