プロローグ

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「そして、俺がその彼女の彼氏役なんや!」 あ~あ 千洋の声は大きいからクラス全員に聞こえちゃったよ。 「何なに?新ドラマの話?」 「千歳君主役なの?」 ほら、女子達に囲まれちゃったじゃないか!! ほんと…最悪だよ。 そんなとき… 「ねぇ、初恋といえば千歳はいつだったけ?」 柚佑が何気に聞いてきた。 俺の初恋? 千「いつやったんや?」 女子達「いや~!言わないで!?」 柚「教えてよ」 俺の初恋… そんなの決まってんじゃん。 「秘密だよ」 一同「なんだそれ~!?」 初恋は、 たぶんあの時だ。 ねぇ 俺お前に会ってだいぶ変わったよ。 早く会いたいよ 愛しい君に…
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