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「千歳君いいね~。」
『カシャッ』
「じゃあ、次は笑顔で頼むよ」
『カシャッ』
「はい、お疲れ様。
とってもよかったよ」
「ほんとですか!」
俺の名前は哀導千歳、中学1年生。
まだ12才だけど、雑誌モデルの仕事をしている。
「お疲れ様でした~」
あ、さっきは雑誌の撮影。
やっとこれで今日の仕事は終わった。
「千歳~、帰るわよ」
「ハ~イ」
今俺を呼んだ人は俺の母さん権マネージャー。
とっても厳しい人だ。
もともと俺をこの世界に送り込んだ張本人だ。
仕事のせいでなかなか学校へ行けなくなるし、回りには騒がられるし…
もう
モデルになってから大変な毎日だよ。
はぁ~…
普通の生活が恋しいよ。
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