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海賊船で俺は寝室らしき部屋を見つけてそこから丸窓を覗いていた。
そこからは豪華客船が見えた。
俺はなんとなくため息をついて立ち上がった。
するとスピーカーらしきものから声が聞こえた。
「全員上へ上がってください」
それは二回繰り返された。
俺は指示どおり上へ上がった。
上には他の12人がすでにいた。
その内の一人の黒人が話しかけてきた。
「よう!名前はなんていうんだい?」
「んっ俺か、俺はダウニーだ。あんたは?」
「俺の名前はダニエルズってんだ。よろしくな」
ー気さくな奴だ
俺はそう思いながらよろしく、と答えた。
「なんで呼び出されたんだ俺達?」
「さあな」
俺がそういった瞬間だった。
バァーン
爆音が静かな海を突っ切った。
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