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じつは銀河もその魔術師の一人で、基本的に怪魔と言われる怪物を日々日常茶飯事で倒していたりする。
無論、ただの友達である陽介はこの事を知らない。
「でもさー銀河。この事は知らなかっただろ?」
「はあ?」
今ににもため息が出そうな銀河に、陽介はイタズラ混じりな笑みを浮かべ、突然店員を呼び出す呼び出し音のボタンを押した。
「ちょっ…」
ピンポーンとリズムよくなった呼び出しホンに、陽介の企みを知らない銀河はこの行動に同様する。
そしてすぐに、「24番テーブルお願いしまーす」「ハ~イ」などの店の従業員たちの声が聞こえた。
ウェイトレスがこちらに向かって来るのか分かる。
「お前まだ何頼むか決めてねぇだろ」
「まあまあ、大丈夫だって」
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