神フェリ
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それから俺は「いつも通り」に戻った。 何年も何年も年が流れ相変わらず俺は弱いままだったけれど、大きくなった。 手をゆっくり天に向けて伸ばす。 それは彼には届きやしないけど。 「……大好きだよ、神聖ローマ」 口から自然とその言葉が零れた。
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