はじめてのおつかい

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『めんどくせー…』 「というか何頼まれたんですか?」 袋の中を見ようとするいーぶい。 『見ると博士のイメージ壊れかねないからやめといたほうが良いよぉ? てかいーぶいには見せたくないし…』 「逆に気になるんだけど…」 『見せない!』 手の届かないところまであげる。 「僕の跳躍力舐めないで下さい…」 ジャンプして袋ごと奪ういーぶい。 『あ! …まぁいいかww』 「?? ってこれですか…」 『あれ? 知ってたの?』 「知ってたも何も僕が博士に懐かなかったのはこれが原因ですし…」 『へー…って懐かなかったのってお前か!』 「ですが?」 『あ、あれ? お前博士のとこ帰りたいとか…』 「あぁ、あれはただ単にめんどくさいからですよ?」 『ぬ…今も帰りたいのか?』 「ん~…もうしょうがないかなぁなんてww」 すっごい笑顔をみしてくれましたこの子。 『い、いーぶいがデレた…』 「デレてないです…」 すぐ素に戻る。 『やーんもっとわらってぇ…』 「目に焼き付けとけば良いんじゃないんですか?」 『それはもうしたんだよぉ! なんてぇの? 見てたいというか、変わっていくというか…』 「意味わからないです…」 『わからないかぁ~、わからないよねぇ~』 「わかりたくないです」 『あぁ~オタ談義したい…』 「ふぇ?」 『気にすんなやww』
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