はじめてのおつかい

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何匹か野生の子倒してマサラタウンへ。 『さて着いた訳だけど…このDVDは燃やしたい…』 「いいから行きますよ…」 『はいはい』 研究所に入る。 んぅ~? なにやら騒がしいぞ? 『どうにかしてサトシ君呼び戻せぇ!』 『無理っす! 多分もう次の町っす!』 「探されてますね?」 『なんじゃろな』 『ん? 博士! サトシ君です!』 一人の研究員さんが俺に気付き博士を呼んだ。 『おぉ~よかったサトシ君! 一つ重大なことを忘れておったんじゃよ』 『俺も博士に渡すもんあるし…何?』 『図鑑渡すの忘れておったわいww』 『お~…ユカナは?』 『いるわよ』 真後ろから声がする。 『い、いきなり後ろに立つな! お前は幽霊か!』 『そんなわけないでしょ、まったく…』 「最低です…」 『何でお前に最低呼ばわりされる。ユカナにならわかるが…』 『あら、もえもん外に出してるのね?』 『あ、あぁなんとなく? 話し相手欲しいし…』 「とんだ迷惑です…」 『え? あ、ごめんなさい?』 ユカナの後ろから赤髪幼女が出てくる。 や、やべ…可愛いかもしれん… 「へっへぇ~、お前のパートナーは馬鹿っぽいなぁww」 「そうよねぇ、僕も君のパートナーみたいな人が良かったよ…」 『ひ、ひどいわ…私勉強はできるのに!!』 『うわぁ…』 「うわきっもww」 「……」 『マジ引きすんな!! そしていーぶい沈黙はまじ傷つく!!』 『博士早く図鑑ください』 『流すな流すな!』 『ほいこれじゃ二人とも。くれぐれも失くさんようにな!』 薄っぺらい携帯みたいなのを差し出す博士。基エロジジィ。 『じゃあ俺も、ほい博士。今度からは自分で取り行けよぉ?』 『おぉありがとなww』 『何渡したの?』 『知らなくていいよぉ』 『ふーん…』 『博士ボールは…』 助手らしき女の人が博士に耳打ちしてる。 『おぉ忘れるところじゃった、ほれ図鑑を揃える為に5つだけボールを渡しておくぞ。』 『おぉラッキー買う手間省けたww』 『……』 『な、なんだよぉ…』 『卑しいなぁと思って』 『悪かったな!!』
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