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俺は部下眼鏡にでかいカプセル(?)が置かれた部屋に案内された。
『これが新しいゲーム機?でかくね?』
人二人は入れるな。
『このゲームは脳にゲームのデータを配信し、その流れにそって...『難しいの嫌い...』...簡単に言えば夢の中で行動を行うような物です。転んだりして怪我をすることはありませんが物に触る感覚はある様にしてあります。』
『その為に機械がでかいと。』
『はい。』
『こんだけでかいと家まで持ってくんの大変なんじゃねえか?』
『インターネットでのみの販売でご購入されましたら配達、設置をわが社でさせて頂きます。場所も取るため広い家で無いと取り扱えないので私は反対したのですが...。』
『親父がどうしてもと?』
『はい...。』
『すみませんでした...。』
『いえいえ...ここで問題が起きれば販売停止になりますし...』
『今何気に怖いこと言わなかったか?』
『そんなことありませんよ?それではこの中にどうぞ。』
カプセルが開かれ中の椅子に座るよう急かされる。
一抹の不安を抱きながらも俺は椅子に座る。
頭に機械を被せられカプセルが閉められる。
『目を閉じていたたげれば始まります。まばたきぐらいではなく5秒ぐらい閉じてくださいね。』
『お、おう...』
『それではよい旅を...』
にっこり笑う部下眼鏡に少し寒気を感じたが俺は静かに目を閉じた...。
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