540人が本棚に入れています
本棚に追加
暫く様子を見る
鬼の動きに全く迷いはなく…
確実に…
小学生達に近付いて行く
そして手をかざす
空人「やめろぉぉ!!」
俺が叫んだ時には遅かった
時がゆっくりと流れ出す
小学生は【何故か】つまずき…
車道へ放り出される
信号は赤…
迫るトラック
空人「くっそ…がぁ!!」
小学生のところまで全力で走る
筋肉繊維が悲鳴をあげるが今は関係ない
よし!!とどく!!
なんとか小学生は歩道へといれる事が出来た
空人「よかった…」
すぐ目の前に迫るトラック
歩道では悲鳴が上がる
空人「(母さん…親父…ごめん…俺、先に逝くわ)」
目を瞑る
覚悟
恐怖
暗闇
しかし衝撃はいつまで経ってもやってこない
恐る恐る目を開ける
最初のコメントを投稿しよう!