突然の幻想郷入り

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暫く様子を見る 鬼の動きに全く迷いはなく… 確実に… 小学生達に近付いて行く そして手をかざす 空人「やめろぉぉ!!」 俺が叫んだ時には遅かった 時がゆっくりと流れ出す 小学生は【何故か】つまずき… 車道へ放り出される 信号は赤… 迫るトラック 空人「くっそ…がぁ!!」 小学生のところまで全力で走る 筋肉繊維が悲鳴をあげるが今は関係ない よし!!とどく!! なんとか小学生は歩道へといれる事が出来た 空人「よかった…」 すぐ目の前に迫るトラック 歩道では悲鳴が上がる 空人「(母さん…親父…ごめん…俺、先に逝くわ)」 目を瞑る 覚悟 恐怖 暗闇 しかし衝撃はいつまで経ってもやってこない 恐る恐る目を開ける
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