シーン92:カミサマむかしばなし

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  「ひとりはさみしい。」 悲しんで悲しんで、悲しみぬいた神様は、自分の涙を集めて新しい宇宙を生み出しました。 永遠のような時間の彼方に、いつか自分と寄り添ってくれる誰かが現れること待つことにしたのです。 こうして、悲しみと孤独と希望に満ちた世界が生まれたのでした。 むかしむかしのお話です。  
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