Case.1

2/3
前へ
/3ページ
次へ
_ 「もう行っちゃうの?」 「あぁ、…明日から出張なんだ。その準備があるから。」 「そっか…。帰って来たら逢いたいな」 「あぁ。またな」 そう言って彼は私に口づける。 力強い瞳 見つめられたら動けない 低くてヤケに官能的な声 胸に響いて身体が火照るの 男らしい身体が挑発的。 Bは紳士的。 そんなあなたのアレは殺人的 考えただけで濡れてくる はやく私だけを支配して 何度だって愛してあげるわ だから虜になってよね? 計画的? 衝動的? とにかく危険な匂い。 だけどもう戻れないの 誰かを好きになる時 理由なんかは必要ないのよ 私の枯れた夜を照らして 快楽をもっと頂戴? 火遊びから大火傷のパターン? だったら灰になるまで 貴方に燃えさせて。 そうよ、貴方は私の ─────"黒い太陽" _
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加