脳内幼少猿少年!!

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大きな寺院。 外装は柔らかなお寺。 だが中はとても悟空には居づらい空気の世界。 「待て待てー!」 子猫を追いかけながら、呼吸を繰り返していた。 子猫は寺院の外から入ってきた様で世では不幸を呼ぶと言われている黒猫で泥がついてる子猫を抱えていた。 だが親猫も一人と一匹の後ろについて来ている。 「迷い込むなんて、ここだと怒られちゃうぞ?」 子猫を抱き上げると寺院の中を素足で歩んだ。 そこに寺院で働く女人から声が掛かる。 「悟空ちゃん、足拭かないと三蔵様に怒られるわよ?」 そう言うと濡れた布巾を出して来た。
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