非日常は朝から始まるものなんだな…

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剛 「実はな…、カクカクシカジカってなわけなんだ。わかった?」 コクコク おおっ、これで分かるのか…、やっぱダメ元でやってみるもんだな 姫 「…えっと……救急車と………警察……」 剛 「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁあ!!」 オレはまたもや彼女が携帯を取り出したのであわてて制止した 剛 「もう一度、もう一度私にチャンスを、チャンスを下さい!!」 コクッ 彼女が頷いたのを確認し、オレは今度こそ説明に取りかかった 剛 「目が覚めたらここにいたんだ…」 姫 「………」 剛 「………」 姫 「……警s…」 剛 「だぁぁぁあ!!マジなんだって!!信じてくれよ!」 オレは嘘をついていないという意思を込めて、真剣に彼女を見つめた ギュルルルルル~ 何だ?今の音?明らかにお腹のなった音だよな…、オレじゃないってことは… 案の定、彼女をみると、耳まで真っ赤にしてうつむいている 剛 「お腹すいてるのか?」 コクコク 彼女は真っ赤になったまま、小さく2回頷いた
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