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「ぅわっ、朝のテストじゃん!!」
そう、交流時間が終わったあと、テストがあった。
帰り際に、そのテストが返された。
「………」
絶望的な顔をする憂眞。
「憂眞、何点だ………Wow」
驚きのあまりになに?英語混じってますよw口調になる爽眞。
憂眞がもつ、テストの解答用紙に書いてある点数………
《0点 可愛いから一点オマケ
+1 サービスですわよ(ハート》
オッサンの字丸出しで書かれているオマケコメント。
ぶっちゃけキモい。
憂眞は泣いた。
「ぜ、0………ナイトー、お前何点?」
爽眞は次に自分の髪の色と同じ、青混じりの黒いオーラをだして落ち込むナイトにたずねた。
「きゅうじゅう………よん…」
「よし、オレの勝ちぃ!!」
暗くなっているナイトに追い込みをかけるようにガッツポーズをつくり喜ぶ爽眞。
奥の方で、優雅と黄緑色の髪の少年が追いかけっこをしていた。
「優雅ー!お前三点じゃん!!」
「言うなぁ!!抜き打ちのテストだからしかたねぇんだよ!!!!」
「3…!!?」
優雅のテスト点数に心の底から心配になったナイトであった。
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