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がぁあああぁぁぁっ。
けたたましい咆哮を発し、飛び出して来たのは、門から出て来たのと同様の化け物の群れだった。
ゆうに50匹はいる。
「こいつらがフリー!?」
「そうよ。契約を交わしていないフリー(自由)の召喚獣…って、なんでそんなことも知らないのよ!!?」
召喚獣? 確かに門から召喚されたけど…???
やばい、意味わかんねー。
「あなたの召喚獣戦える? あてにしていいよね。」
「は!? えっ? ちょっ…??」
嘘だろ?
『召喚術士フィーナの名の下に降霊せよ』
『光砲機 エイテル』
フィーナの呼び掛けに応え、腹から砲身が生えた感じの小さなドラゴンが召喚された。
「嘘だぁ――――――!!!」
信じてなるものか…
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