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「うわわわわわああぁぁぁぁ」
「きゃああああああぁぁっっ」
ガガガガガガガガガガッ
スライムが自分の体をちぎって打ち出した弾丸を全力疾走をしながらかわす。
「フィーナ! エイテルは!!?」
「だめよ! エイテルとスライムは同じ《キングランク》の召喚獣だけど、相性が悪すぎるわ。
水は光を透すのよ? 変な屈折の仕方をすれば跳ね返ってくるわ!!」
それは困る。
流輝も本気で磨いた刀でレーザーを反射できるとは思っていない。
「リューキは!?」
「刀で水が切れると思うか?」
「どぉーして召喚獣を持ってないのよぉ~」
いつの間にか、辺りの風景が草原から岩場に変わっている。
岩場になれば道も入り組んでくるわけで、当然…
行き止まりもある
「「うそ~~~~~~~!!?」」
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