再会

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「おい。」 不良たちが一斉にこちらをみる。 まずった。 めんどうごとは嫌いなのに。 少女と目があった瞬間、オレの意思とは無関係に声が出てしまった。 オレはこいつを助けたいのか? 『答えは少女の瞳の中にあった。』 オレが助けたいのは、どうやら自分自身だったようだ。 …ありがとう。 少女をチラッと見ると襲い来る不良達の群れに、オレは飛び込んだ。
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