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怒鳴り続ける少女。
「おまえらはさっきの子供を見殺しにしようとしたんだぞ!!恥ずかしくはないのか!!答えろーッ!!」
少女の叫びを人々はことごとく無視する。
まるでそこに少女が存在していないかのように。
だんだん胸くそ悪くなってきたけどそんなこと言えた義理じゃないことくらい、オレでもわかるさ。
まぁ、このご時世にこんな熱血君が存在するなんて驚いたぜ。
ふと、少女と目が合う。
「おまえ!!私が川に飛び込む前からずっとそこで見ていたな?見ていてなんとも思わなかったのか!?」
めんどくさいことになった。
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