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空が黄昏色に染まるころ、少し早い晩飯をラーメン屋で済ませていた。
さて、ラーメン食い終わったし今晩の宿を探しに行かなきゃならないな。
それにしても今日は嫌な日だったな。
…朝の出来事が目に浮かぶ。
見てみぬ振りをする人々、その中の自分。
何より効いたのは少女が去り際に放った言葉。
まさかこのオレが悪人呼ばわりされるとは。
まぁ、されて当然の行為をしたんだが。
あ~くそ、後悔するなんてオレらしくない。
なんてことをウダウダ考えながら歩いているといつの間にか、この町の中心街らしき場所に来ていた。
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