第03章─揺れる想い

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「死ねぇぇえ祐介ぇぇええ!!!」 俺は確かな勝利を確信した 祐介は最後の悪あがきで、まだ塞がれてないルートに方向転換する しかしそれでも剛には充分な射程圏内 剛は祐介を捕まえ─── 「……………」 「「───えっ!?」」 ────なかった 剛はボーとしたまま、まるで祐介の存在に始めから気付いてないような、そんな様子だった (神様ありがとうぉぉおお!!!) これを気に祐介は素早くその場から逃げた
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