バイオハザード～Japan～

感染

Ｔウイルス……。
アメリカにより発表されたいわゆるゾンビウイルスだ。

発表された時には日本の人口の三割がゾンビとなり自衛隊が出動し警察も動いていた。
あらゆるところでゾンビに対して発砲許可が出され各家族に一丁の拳銃が支給された。
しかしゾンビの出現で治安は無いに等しく盗みも殺しもやりたい放題だ。

人の生み出したもので人が死に人どうしが敵になった。

感染経路は主に噛み付かれたりして起こる接触感染。
それ以外は今の所発見されていない。

この物語の主人公、如月・雄介[きさらぎ・ゆうすけ]は生き残る恐怖と戦う。
生きる絶望。
死ぬ希望。
絶対絶命のなか死ぬ方が楽だとさえ考える。

絶望の扉は開いた。