永く短い鬼の神話

序

やがて、戦士は西の大陸に攻め込んできました。
やがて大きな戦いとなり、時には西と東の大陸の間の島が戦場になりました。

戦場になった島はたくさんの人が死にました。
戦士たちの軍隊はたくさんの人々を殺しました。

王様はとても心を痛め、同時にとてもお怒りになりました。

王様は自ら戦場に立ち、戦士を倒そうと決心しました。

そして戦争は終わりに近付き、王様と戦士は一対一の戦いになりました。
二人は三日三晩、戦い続けました。

しかし、やはり正義は勝つのです。

王様は戦士の胸に剣を刺し、戦士は叫び声をあげながら消えていきました。王様が勝ったのです。

世界に平和が戻りました。

王様は西の大陸に帰り、いつまでも幸せにくらし、国民も幸せにくらしました。

　　めでたし、めでたし。