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朝学校へ行く時も毎日決まった時間に迎えに来てくれる そこから約一時間 ふたりきりの時間 川沿いの道は長く 二人の長い会話には十分な長さ 誰も通らない道 自然と優しい空気間が淡く二人を包み込むの そこを抜けたら騒がしい住宅地 通勤通学 犬の散歩に新聞配達を終えた人など 活気ある街でふたりきりは目立つ でも彼が楽しげに話すところを見ていれば そんなことくらい気にならない 学校についてからは 学年が違うのもあるし それぞれの友人を大切にしたいという事で昼休みまでは会わないと決めている だから毎日一緒に食べるお昼ごはんが1番の楽しみだ 帰りは彼と一緒に歩いて街中をデートしたり、彼の家でふたりきりの時間を過ごしている それがいつも楽しくて幸せで
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