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卓「ただいま。」
私「お帰り。」
いつものようにはいかない私たち。
卓「マナちゃん!」
怖い。
卓也までママみたいなこと言い出したら…
卓也の方なんかとてもじゃないけど見れなかった。
卓「顔上げて。」
私が顔を上げて卓也の方を見た…ら…
卓「おめでとう!」
そこにはニコニコ笑顔の卓也とピンクと黄色の花束があった。
卓「夜までやってる花屋なんて新宿にしかないからさ、ちょっと遅くなっちゃった。」
私「え?」
卓「だから、妊娠おめでとうございます!」
私はキョトンとしたまま卓也から花束を受け取った。
卓「さて、あれだな。マナちゃんは仕事は辞めた方がいいかもね。で、はやく病院行ってね。ちゃんと診てもらわないと。大事な赤ちゃんなんだから。」
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