魔武器と使い魔

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「独りじゃ…ない?」 「ああ独りじゃない」 「独りじゃない私、独り、じゃない、の?」 魔力の暴走は徐々に収まり落ち着いてきた 「ああ」 「生きてても、良いの」 「ああ、生きたいだけ生きれば良い」 「うん…ありがとう」 「《恵みの光》」 堕天使の体を光が包むと傷などの外傷が癒えていった 堕天使も落ち着いてくると話し出した 「…ねえ私ここにいて良い」 「好きなだけ居ると良い」 「なら私のマスターになって…契約で喚ばれたんだよね?」 「そぅだ」 「契約しないと元居た場所に強制で戻るんでしょ そんなの嫌‼」 「…分かったお前と使い魔契約をしよう」 「ありがとう」 ナギは悪魔の腕の肘の甲殻の内側に契約の陣を刻ん その後ハバムートの魔法を解きみなが避難した教室に戻った
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