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三章 人が集う街
森を抜けて、少し歩くと街が見えてきた。
「あの街が、ストリークだよね?」
「そうだ。この大陸で一番大きい街かな」
街の門を抜けると、広場があり、色々な店がでていた。
広場の近くに宿屋があり、手続きをすませて部屋に、荷物置いた。
「俺とニーノは、ギルドに報告に行くけどお前たちはどうする?」
「ギルドってどんなのか興味あるから、一緒に行こうかな」
「アークは?」
「じゃあ俺も一緒に」
「わかった、行こうか」
宿屋を出て、広場を少し歩いただけですぐに着いた。
建物の壁に「 冒険者ギルド」と書かれて板がぶらさがっていた。
イワンが、扉を押すと扉についていたすずがなってカウンターに座って何か読んでいた人がこちらに気付いた。
「来たぞ、ニアル」
「やあ、イワン、ニーノ。今回は、結構かかったね」
「色々あったからな。後これが、依頼の物か?」
イワンが、皮の袋から石の塊見たいなのを取り出した。
「うん、依頼通りだ。はい、報酬」
皮の袋が渡され、イワンはそれを、受け取った。
「後、黒い服の男についての情報はまだ」
「わかった」
「それと…。その子たちは?」
ニアルが、僕とアークを見た。
「アイグリアで、事情があって旅をすることになったの」
「そうなのか。所で、君たちの名前は?」
一通り、自己紹介をした。
「ユウくんにアークくんか、よろしく」
ほほ笑んで、挨拶をした。
「これから、どうするんだ?イワン」
「これから長い旅になりそうだから、村に帰ろうと思う。 みんないいよな?」
みんながうなずいた。
「わかった」
冒険者ギルドを出た後広場のベンチに座った。
「これから、どうする? 今日一日、街にいる予定だけど」
「夕方まで、自由行動でいいんじゃないか?」
「俺は、かまわないよ」
「僕も、いいですよ。ちょうど、色々買い物したかったし」
「よし、決まりだ。夕方に宿屋集合な」
そう言った後、イワンとアークがどこかに行ってしまった。
「ユウ、何買うの?」
「もう、食材が少ないから食材とかかな?」
「すっかり、ユウが食事係になったわね」
「これぐらいしかできませんし」
「そんなことはないわよ」
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