一章 始まり

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 まだ、死んでなかった、3匹が起き上がり襲いかかって来た。 「危ないから、あなたたちは下がってて」 長い茶色の髪の女性が言った。 「僕たちも戦います。さっきよりは、疲れがとれましたし」 「わかったわ。でも、無理はしないでね」 「来るぞ」 金色の髪の人が、剣をかまえて斬りかかった。こっちも、アークと一緒に一体を二人で攻撃した。  10分もかからず、生物を全て撃退することができた。 「君たち、なかなか強いね。二人の息が、あってたよ」 「そうかなぁ…」 少し、顔のあたりが熱くなった。 「そうだなぁ。じゃあお邪魔させてもらおうかな?」 話をつけて森を出た。  帰り道の草原を歩いている時に立ち止まり聞いた。 「そう言えば、まだ名前聞いてませんでしたね」 「そうだったな俺の名前は イワン・ヘルムートだ」 「私は、ニーノ・ラーシアよ」 「イワンさん、にニーノさん。さっきはありがとう」 「何、気にするな。たまたま通りかかっただけだ」 「実際は、迷ってただけだけどね」 「おいおい、言うなよ…」 おかしくてつい笑ってしまった。
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