2章

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  その男の髪は金髪のオールバック。 ベルン帝国の象徴である竜の上に人が乗ってある絵の紋章がマントに描かれている。 黒を基調として所々金で装飾されている騎士服を来ている。 それに対して玉座に座っている王冠を被って派手な装飾がされている服を着ている男。 「…なら貴様に任せるぞ、ナードゥよ」 「はっ! 有り難き幸せ。 必ずやご期待に応え致しましょう」 そう言って立ち上がり深々と頭を下げると王の間を出ていった。 誰もいない廊下を1人で歩いているナードゥは何かぶつぶつ言っていた。 「…くくっ、私もやっとこの帝三将に入れたのだ。 必ず陛下に気に入られてよくよくは帝三将のトップにしてもらおう。 その為にまず信頼を得なければ… クックックッ…アハハハハ」
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