3章

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  あれから直ぐに自分の部屋に戻らずあるところに向かった。 そこは堅火学園学園長室。 その部屋の前まで行き、ノックする。 「どうぞ」 向こう側から低い声が聞こえ扉を開ける。 「失礼します」 中に入るとカンパニーの社長フィンブルとは全然違い清楚な雰囲気をだし、机、椅子、棚以外特に何もなかった。 そしてレオの前に歩み寄ってきた赤い髭を生やした男が学園長のテレス・ウィンブルドンだ。 「よく来てくれた、レオ君。 まぁ座りなさい」 レオは礼を述べ客用のソファーに座る。 テレスはお茶の入ったコップを持ってきた。 「さてさて今日は何用かな?」 ニコニコしながら聞いてくるテレスにレオは言う。
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