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「…!!ょ、こ…!」
無言のままですばるの所に行き
壁に両手を付いて
すばるの行き場を塞いだ
「っこれで、逃げられへんやろ。」
「ちょ…っ、ヨコなにして…んぅっ…」
戸惑って
俺の顔から視線を反らしたすばるの顔を掴んで
無理矢理自分の唇で塞いだ
「ふぁ…っよ…こ…」
強引にすばるの舌と舌を絡めて
唇を離した
「すばる、逃げたらアカンねんで?
マルのとこに戻ったら
マルにも迷惑がかかる」
すばるの目を真っ直ぐ見つめて
抱き締めた
「ヨコ…」
「ごめんすばる
無理矢理キスしてもうて
これで、もう大丈夫やから
服、濡れてもうたな
シャワーしてるとこ邪魔してすまんわ
俺着替えてくるな」
これでもう大丈夫だから
一人で勝手に喋って
シャワールームから出ていこうとした
そのとき
「…待って…っ」
「すばる…、んんっ…」
すばるに腕を掴まれて引き寄せられ
キスされた
壁に押し付けられて
すばるから絡められた舌に
驚いた
「…っヨコ好き。」
笑いながら
でも真剣な顔で
すばるは言った
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