緑紫黄の場合

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「大倉、いったり」 「…ごめん、亮ちゃん」 亮ちゃんに今からすることに誤って 亮ちゃんの肩を掴み 唇を塞いだ 「んぅ…ちゅぅ…はぁ…」 自分の舌を亮ちゃんの舌に絡めると 亮ちゃんもそれに答えるように 絡め返してくれる それを何も言わずに見ている村上くん 何で俺に先を… 「っ…」 小さな音がして離れたお互いの唇には それを繋ぐ銀の糸 「大倉って、結構キス上手いんやな(笑」 少し顔を赤く染めた亮ちゃんが 笑いながら言った
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