23人が本棚に入れています
本棚に追加
暫くぼーっと眺めていると、ダンスは終わったらしく、ファンらしき女の子達が彼等に写真撮影を求めていた。
ふ~ん…有名なのかな?
♪~
携帯の着信音が鳴った。
「もっしも~し!」
「紗也?今どこ?」
電話の相手はバイト仲間の拓海だった。
「今、駅前だよ。」
「どっか行くの?
これから圭さんトコで飲むから、紗也も来いよ!」
圭さんはカラオケボックスの他にも、バーのアルバイトを掛け持ちしている。
その店に今日休みだったバイトメンバーが飲みに行くと言うことだった。
「行く行く!」
私は二つ返事でOKし、すぐ向かうことを伝えた。
.
最初のコメントを投稿しよう!