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「俺が、次期総帥?」
最初は、言われている意味が理解できなかった。
父親と母親が不慮の事故で死に、悲しみに暮れていた時に家にやって来た、一人の男が告げた言葉。
「私の名は天霊院源次郎。君の母方の祖父だ。大人達の策略が飛び交う世界に触れさせたくないという、君の母親の願いで伏せていたが、こんな事になり、君の身寄りが無くなった今、私が君の保護者になろう。そして、真実を教えよう。君は、私の唯一の子の子供。今となっては、天霊院の唯一人の後継者。今日から君には、天霊院グループ次期総帥、『天霊院神夜』として生きてもらう!」
そんな突然の出来事から、俺の世界が変わった。
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