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ショッピング
とりあえず身支度をし家から出る事にした
なにか目的があるわけではなかったが
最近仕事が忙しくまともに休んでなかったからだと思い、気晴らし位にはなるだろう
そう思って出かける事にした
千華は予想外に喜んでいたらしい
『久しぶりだねまともにお出掛けって』
そういえばそうだ仕事が忙しく二ヶ月位まともに遊びに行った記憶がない
『何処に行く』
「何処でも良いよ」
『じゃあ…買い物に付き合って、最近冷たいからいっぱいプレゼントしてもらおうかな』
「いくらでもおつきあいしますよ、お姫様」
そう言って、二人して家をでた
街を歩いていると
どっかで見たことがある、女が歩いていた
フードの奴だ!まだ昼の二時だというのに顔が確認出来ない
捕まえてみるか!そう思い歩きだした矢先
『な~にを見てるのかな、君は💢』
千華が笑顔を絶やさぬまま怒りをだしている
なんて説明しようか考えている間に奴は離れていく、
口元が少し見えた、笑っていた!
結局奴は人混みの中に吸い込まれて行った
俺の頭は混乱していた、夢じゃないのか!?
いや…みまちがえたんだろう
きっとそうだ、世の中色々な奴がいるわけだから…に食事を取ることにした
食事中に千華が聞いてきた
『あの娘知り合いなの?』
「あの娘って?」
『フードの娘』
「いや…似ていただけだよ、知り合いに」
『ふ~ん、そっか』
千華はそれ以上、奴について聞かなかった
俺も夢と現実を混ぜるなんてど~かしてる
別に奴が話しかけてきたわけでもないから、夢の奴って確認したわけでもない、似たような人だったそれだけさ
そう自分にいいきかせ千華と他愛のないことを話しながら家に帰った
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