エルフェン大解剖辞典

エルフェンの風習

【イルマオンテの夜】

　サボ・ラの傷が癒えた頃に行われる夜祭り。成人を正式に認められ、選ばれた者が生け捕りにした熊を射殺し、肉を食べる。そのあとは精霊達と踊り明かすという。祭の間は麻薬作用のある葉を噛み、トランス状態で篝火を囲む。

　古くはトランス状態のまま若者同士で乱交したが、父の分からぬ子の妊娠による父性の混乱、異性を廻る争いの種となったためにきつく戒められている。