エルフェン大解剖辞典

エルフェンの風習

【服装】

　一枚の布を縫い付けた縄を腰に巻く。布の部分で局所を隠す。男はこれを身につけるだけということが多い。女は揺れると狩りに支障が出るので乳房も布で巻く。妊娠中、授乳中はわざと隠さずに豊満な乳房を仲間に見せることでかいがいしい援助を受ける。それは子育てをする者を厚く庇護するためであり、母親になったことの誇りを示す。

　幼少期から成人前までは布を腿の中頃の丈にし、成人後は膝の丈にする。女は布に深紅の裏地を付けて結婚できるようになったことを示す。狩りの後などは全裸のまま居ても不敬にはならないが、一族の行事では布の着用が義務付けられている。エルフェンは裸であることに男女とも羞恥を感じない。