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夢愛は一人、お弁当を食べていた。
すると何処からか、いきなり声が聞こえた。
?「美味しそうだね♪俺にもちょうだい♪」
後ろを見ると、いつからいたのか…一人の男子が立っていた。
はっ?!
と思ったが夢愛は声には出さなかった。
夢愛「…………」
?「シカトされたぁ…俺を無視する人に初めて出会った♪」
何?
この…バカっぽい人……
いや、“ぽい”じゃなくてバカだよね…
夢愛「………何?」
?「うっしゃあ!初めて声聞いた!」
何?
この人…
それよりこの人誰?
誰かに似てるような…
よく会う人に似てるんだけど…
誰だったかな?
あぁ…
分かんねぇ……
夢愛「………誰?」
輝「あぁ!自己紹介まだだったか…俺は天城 輝【アマギ コウ】!よろしくぅ♪」
輝はウインクをして言った。
そうか…
天城光に似てるんだ…
あっ…
夢愛「…天城…光…の?」
弟とか?
兄とか?
輝「あぁ…光のこと知ってるんだぁ!俺は光の従兄弟!」
あぁ…
従兄弟か…
夢愛「…………」
輝「興味なさそうだねぇ」
興味ないし…
でも…
夢愛「天城輝ね…覚えておく…」
夢愛はそう言った。
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