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三堂…夏澄…ね。
さっきの夏澄のことを考えながら夢愛は教室へ向かった。
―ガラッ
夢愛が教室のドアを開けると、みんなが一斉に夢愛を見る。
男「夢愛ちゃんだ」
男「相変わらず美人♪」
女「私、夢愛ちゃんは好きだけど…何か話掛けられないんだよねぇ…」
女「あぁ、分かる…」
女「綺麗すぎて、私たちに合わない…みたいなね;」
女「そうそう…だから隠れファン…みたいなね」
そんな中、一人だけ夢愛に話掛ける人がいた。
光「おっはよ!夢愛♪」
天城光…
みんなに人気なリーダー的存在な彼…
私は苦手なタイプ…。
しかも呼び捨て…
止めてほしい。
夢愛「………」
夢愛は無言で、光を完全に無視していた。
光「わぁ…本日二度目のシカト~♪」
二度目?
今日、コイツに話しかけられたっけ…?
光「俺ショック~!1年の女の子とは楽しそうに話してたのに…」
コイツ…
見てたわけ?
夢愛「………」
光「俺、諦めないから…絶対に夢愛と会話してみせる!」
それだけ言うと、光は自分の席に戻って行った。
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