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光side――
俺が夢愛に出会ったのは入学式の時…
俺は遅刻して急いで体育館に向かって走っていた時に、夢愛に会った。
夢愛は満開に咲いた桜を見ていた。
金髪の長い髪がサラサラと風に靡いてキラキラと輝いていて…
桜を見つめるクリッとしたパッチリ二重の目…
紫外線という言葉も知らないかのような一切やけていない透き通るような白い肌…
形のいい唇…
スカートから覗く細くて長い足…
俺はそのすべてに一目惚れした。
だけど桜を見つめる夢愛はどこか切なげで、何か悩みを抱えているように見えた。
俺はそんな夢愛を守りたい…
助けたい…
夢愛の笑顔が見たい…
そう思った。
だから俺は諦めない。
まぁ、夢愛は俺のこと嫌ってるみたいだけど…
俺は諦めない。
それにさっきの“ありがとう”…
すっげー嬉しかったし♪
ますます俺のモノにしたくなった。
覚悟してろよ?
光side終了――
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