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垣村の怒鳴り声に、
周りの生徒達はビクッと反応する。
それに比べて波勉は全く動揺しない…
『いちいち…っるせぇーなぁ。』そう思っていた。
「ちっ!」
垣村は舌打ちだけして、
波勉の方を見ながら、波動の席へとあごで合図する。
「ありがとうございます!!」
そう言って波勉は自分の席に座った。
その時目があったのは親友の、
【井上 林】
林は波勉をバカにするように笑っていた。
『あ、あのヤロー…。』
そう思いながら波勉は睨み始める。
と同時にチャイムがなる。
[キーンコーンカーンコーン…]
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