任務1 入団

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こうして朝の集会が終わった。 [ガラッ] ドアを開けて垣村が教室を後にする。 と同時に波勉の目の前に親友井上が現れる。 「ダッメじゃないか~…波勉君。3日連続遅刻だなんて…らしくないねぇ~。」 波勉をなめたように言う井上は一応正しい。 3日前までは、無遅刻無欠席、成績はクラスの中でも…上から5人の中には入るくらいの、優等生だった。 が、今は違う。 最近になって波勉は思ったのだ… 『勉強も学校も…意味なくね?』波勉はすでに退学届けを書いていて、今日学校をやめるつもりなのだ。 「ごめんごめん波勉。で、どしたの?最近だらしなくないか?」 井上の問いかけに、波勉はしばらくしてから答える。 「…学校がダリ~んだよ。」 まさかの答えに、 井上は驚きのあまり、しばらく固まる…。 「お、おい井上!?」 「あ、ああ…てかマジで言ってんの??」 2度目の質問に波勉はダルそうに答える…
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