第一章

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「おい…総司、誰なんだ、この餓鬼は」 「知りませんよ」           青年の言葉に呆れながらも言葉は続く    「は?知らないってお前…こいつが間者だったらどうすんだ?」 「斬ります」 「つか…俺寝れねぇじゃねぇか」 「まぁ我慢してください」 「てめぇのおかげで仕事たまってるしな」 「襲っちゃ駄目ですよ?」           笑いながらそんなことを言っていた     「誰が襲うか!」 「本当ですか?女の人大好きな土方さんが?」 言いながらニヤニヤしている青年は楽しそうだ… 「餓鬼なんか襲わねぇよ」 青年がいきなりたってふすまの方へ歩いていった 「それじゃおやすみなさい、もう一度言いますけど襲っちゃ駄目ですよ?」 ―スーパタン― 「チッ…」 だんだん夜がふけていき朝になった…
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