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「大丈夫なのか?」
いつの間にか人が後ろにたっていた
「大丈夫だと思います」
「そうじゃ無くて…あいつ女だよな?」
「わぁ、よくわかりましたね!流石女好きの永倉さん!」
ため息をつきながら
「総司…それ、誉めてねぇよ」
がっくりと項垂れてから彼女の方を見る
『あの…』
「どうしたんですか?」
『審判お願いできませんか?』
「あぁ、わかりました…永倉さん、行って下さい」
「なんで俺!?」
「はやくはやく」
「わかったよ」
結局行った…
「木刀でいいか?」
『はい』
目がキラキラしている
「はぁ…そんなに楽しいのかよ」
『?』
「…実戦形式でいいな?」
『はい』
大きく声を張り上げた
「実戦形式、時間無制限…始め!」
二人とも動かない…先に動いたのは隊士だった
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