第一章
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―ギィ― 『ああ、此処だ』 水葉が居るのは路地裏だった、しかも夜の 『暗いなー』 「そりゃそうだろ」 『なんか、影響とか無いのかなぁ』 「さぁな」 『とにかく表に行こう、猫モードな』 「にゃあー」 鬼鬼は了解と言っているだろう ―ザッザッザッ― 『やっぱし暗い、さてと』 水葉はそう言うと鬼鬼を抱き抱えた 「ニャ!?」 『暴れないの』
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