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『あっ』
「ニャ?」
鬼鬼はどうしたんだとでも言うように鳴いた
『寝るの河原でいいかなぁ』
「ニャ!?」
『人居ないから喋ってもいいよ』
「なんで河原!?物取りとか居るんだぞ!」
『べつに盗られる物持って無いし』
あぁなるほど、といいうなずく
『なっいいだろ?』
この水葉がこうなったら止められ無い事を鬼鬼は知っている
「わかった」
『じゃ行くか』
「あ―『猫モード』
「ニャー」
『良くできましたー』
機嫌がいい水葉の後ろに着いて歩く鬼鬼、あっという間に河原に着いた
『うわぁ、風が気持ちいなぁ』
―ドサッ―
そう言うと水葉はいきなり寝始めた
『スースー』
「にゃあ…」
―ザッザッザッ―
「ニャ!?ニャー」
大勢の人間が歩く音が聞こえた鬼鬼は水葉を起こそうとするが、水葉は起きる素振りも見せない
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